今ブロガー界隈でちょっとした注目を浴びているPinterest(ピンタレスト)。
ブログ運営3年目の私が、ブログへのアクセス流入元としてピンタレストを前のめりでおすすめする理由をこちらで紹介していきます。
初月から1000PV 以上アップしちゃった!
インスタは挫折したから嬉しいよねぇ
私がピンタレストを始めた最初の一か月間のブログへのアクセスデータはこちら。
ピンタレストは、それほど頑張らなくても初期からアクセスがきやすいです。
私のように画像編集が苦手だったり、飛び抜けたバズピンがでたりしなくてもこのくらいのPVがゲットできるということを知っておくだけでもかなり参考になると思います。
- 他のSNSとの違いを知ることでピンタレスト運営のヒントがつかめる
- ピンタレストをブログの集客に使うメリットを再確認できる
- まず最初に何をやるべきかを知ることでスタートダッシュを図れる
ピンタレストとは?他のSNSとの違い
ピンタレストとは、公式には画像発見エンジン(Visual Discovery Engine)と表現しています。
一般的にはSNSの一つとされていますが、他のSNSとは少し違いソーシャル部分が薄くサーチエンジン部分が大きいという他にはない要素を持っています。
ピンタレストは他のSNSと時間軸や目的が違う
- Facebook(フェイスブック)→過去の自分の出来事を発信して見てもらう
- Instagram(インスタグラム)→過去や現在の自分の出来事を発信して見てもらう
- Twitter(ツイッター)→現在の自分の出来事を発信して見てもらう
この代表的な3つのSNSは、時間軸が過去や現在になり、3つに共通するのは「自分の出来事を誰かに見てもらう」という目的で使用するということ。
- [過去]昨日は子供の七五三でお参りに行ってきました(Facebook)
- [過去~現在]綺麗な夜景を見ながらの食事とワイン(Instagram)
- [現在]今話題のパンケーキ屋に並んでいますが長蛇の列です(Twitter)
こんな使われ方をしますね。
一方、ピンタレストはというと
- [未来]来月の友達の結婚式に着て行く服はどんな服がいいかな(Pinterest)
このように「見てもらうため」ではなく「自分のために」自分のボードに画像をためていく、「未来」の「自分のため」のブックマークプラットホーム。
「未来」のための何かを発見するために使うため、自分自身も何を探しているのかハッキリしてないことが多いです。
上記の例でいうと、「結婚式用の服」という漠然としたものだけで、落ち着いたワンピース?パーティードレス?着物?などあまり決めておらず、とりあえずピンタレストで何がいいかアイデア探そうかなという使い方。
- 誰かに見てもらうためのツールではない
- 自分の未来のために使う
- これといった目的なく、何を知りたいかを見つけることも
ピンタレストはサーチエンジンの1つ
ピンタレストの大きな特徴の一つとして、サーチエンジンとしての機能を持つことがあげられます。
サーチエンジンといえば、GoogleやYahoo!を思い浮かべるかと思いますが、実はこれらとも少し違う部分があります。
- 目的を持って情報を検索
- 答えを求める
- 基本的にはテキスト(文字)での情報収集
- ビジュアル(画像)の検索
- インスピレーションや可能性を発見
- 必ずしも目的があったり答えを探しているわけではない
検索エンジンではありますが、探して見つけ出すというより、を眺めながら「発見」するスタイル。
ピンタレストのアルゴリズムは非公開ですが、Googleとは違ったアプローチをしてきます。
一度、拡大表示や保存・クリックされたピンは履歴として残り、その人の好みを学習してどんどん関連ピンが表示されてきます。
気になるピンが終わりなく表示されていき、手がとまらなくなっちゃう体験をぜひしてみてください。
非指名検索(非商品名検索)の割合はなんと97%
*Pinterestビジネス活用セミナー参加時の資料より
ブロガーがピンタレストを運営するには
上記までの説明は一般ユーザーのピンタレストの使い方。
ブロガーがピンタレストを運営するには、このユーザーのニーズをがっちりつかむことが必要です。
一般ユーザーが利用するピンタレストと、ブログへの流入のためのピンタレスト運営では、使い方が全く違うのでこの点を混同しないように注意してください。
ブロガーがブログへの流入を目的としたピンタレスト運営をするには、一般ユーザーのピンタレストの利用方法を理解し、ユーザーのニーズに応える形でのアピールが最も効果的です。
ブログ運営にピンタレスト連携をお勧めする理由
ブログ運営にピンタレスト参入をおすすめする理由はこの5つ。
- ピンタレストはライバルがまだ少ない
- Google検索でピンタレストドメインが上位表示されやすくなっている
- ピンタレスト攻略はブロガーが断然有利
- ピンタレストは他のSNSと比べて運用が簡単
ピンタレストのおすすめポイントはたくさんありますが、特にブロガーにおすすめするポイントをまとめました。
ではそれぞれ解説していきます。
やるなら今だ!!
ブログのためのピンタレスト運営はまだライバルが少ない
ピンタレストはまだブログへの集客として活用しているライバルが少ないです。
ここ数か月で急激に増えてきていますが、それでもGoogleで見るブロガー全体のライバルとは比べ物にならないほど少なくガラガラ状態です。
とはいえ、ブロガーが増えてもユーザー数が少なすぎて意味がないのでは?と思う方もいるかもしれません。
確かに他のSNSと比べるとユーザー数が少なく大きなマーケットではありませんが、ピンタレスト内での検索率は昨年対比で2.5倍も増加しており、日本国内で130万ものピンが毎日保存されています。
*Pinterestビジネス活用セミナー参加時の資料より
今現在需要の少ないジャンルであっても、これから増えていく可能性は十分にあると感じています。
Google検索でピンタレストドメインが上位表示されやすくなっている
2020年5月始めのGoogleアップデートを境にピンタレストが検索上位に表示されること事例が急増しました。
ピンタレストのahrefsのトラフィックと占有しているキーワードのグラフがこちら。
現時点でピンタレストは、Google検索においてこれまでの約3倍に伸びている注目のプラットフォームなのです。
(情報と画像の提供は、SEO大先生のおみやさんよりいただきました)
ピンタレストのGoogleでのピンの順位が上がっているということは、Google検索からもピンタレスト経由でブログへアクセスが流れる可能性があるということ。
- Googleで検索
- 自分のピンタレストのピンが検索結果に表示
- クリックすると自分のピンへジャンプ
- 自分のピンから記事へジャンプ
このような流れになるため、ブログに到達するまでが少し遠いですが、でもそこからアクセスがくる可能性は十分ありますね。
自分の記事のライバルが、自分のピンになる日も近い…
Googleでの検索順位に対しての影響は一過性のものであり、Googleのアップデートにて状況が変わる可能性があります。あくまでも今だけのボーナス的なものとしてとらえておくほうが良いです。
ピンタレスト攻略はブロガーが断然有利
- GoogleSEOの知識がある
- アイキャッチ画像作成の経験がある
- タイトル作りやセールスライティングの経験がある
ピンタレストは検索エンジンの一つです。
もしブログと連携して情報供給側としてピンタレストを利用するなら、ピンタレストの検索エンジンに最適化することで検索上位を狙いアクセスアップさせることが可能です。
ブロガーならば必須でもあるGoogleSEOの知識は既にあるため、ピンタレストSEOに対応するのは簡単。
SEO知識が全くない人より断然有利なのは明らかですね。
そしてブログ記事を書くブロガーは、当然アイキャッチ作りのための画像編集にも慣れているし、クリックを誘うタイトル作りや、収益につなげるためのセールスライティングは全てピン作りに活かせます。
ブロガーなら早くピンタレストやらないと損!
ブログのためのSNS運用は、他のSNSと比べて超簡単
- フォロワー「0」でも問題なし
- フォロワーとのコミュニケーションも必要なし
- 登録後すぐからアクセス流入の可能性大
- 1日30分の作業でもそれなりの効果がでる
- 運用歴やフォロワー数に関係なくバズれば100~2000/日クリックも夢ではない
ピンタレストは、ブログへの流入元として連携させるSNSという役割で活用ができます。
でも他のSNSと比べて運用はとても簡単で楽ちん。
フォロワー数、フォロワーとの信頼関係など一切必要なし。
ピンを作成した時点から、クリックされる可能性は十分にあります。
ピンも大量に一気に入れる必要もなく、毎日コツコツ30分の作業でも1か月も続ければそれなりの流入数を確保していけます。
運用3日目でバズピンが出て一気に1日400以上の流入が出るなんてことも全然あり得るんですよ!!
🤔#りえピンメモ pic.twitter.com/Rtsdy7ip9Z
— りえる👠最高月収15万ブロガー (@Rielmaman) July 6, 2020
りえるん、スゴっ!!
ブログのためのピンタレスト運用、最初にやったこと
- 必要な設定を済ませる
- ボードを整える
- クリックされるピン作成と検証
- ピンタレストSEOで上位表示を狙う
最初の1ヵ月でやったことは主にこの4つです。
私は5月半ばにピンタレストを始めて、最初の1か月でピンタレストからのPVが合計1000以上となりました。
とはいえ最初の約1週間は、どうしていいのかよくわからなかったこともあり、記事からピンしていただけ。
そのせいか、前半はあまりのびがありませんでした。
でも2週目からこの4つをやったことで後半が伸びてきたので、最初から始めればスタート直後からダッシュで波に乗れるはず!
では順に解説していきます。
まずはこれだけやっておこう!
必要な設定を済ませる
- プロフィール設定
- ブログとの連携(URL認証)
- リッチピン設定
- ブログのプロフィールにピンタレスト追加
- ブログ側にピンタレストのSNSシェアボタン追加
- 保存ボタンor拡張機能のピンタレスト保存ボタンの設置(任意)
ここまでやればあとはピンを入れるだけ。
最後の保存ボタンに関しては、SNSシェアボタンがあれば誰でもなたのピンを作ることができるのでなくても大丈夫です。
保存ボタンはあった方がいいと思う方のみ設置してみてください!
ボードを整える
- ボードはカテゴリごとに分けるイメージ
- 1つのボードを充実させてから次のボードへ
- 1つのボードに最低でも30ピンは入れておくように(リピン含む)
- ボード内の目立つ場所(上部)に自分のピンがくるようこまめに並び替え
ボードはブログでいうカテゴリのようなもの。
まずは大枠でどんなカテゴリでまとめるかベースを考えておきましょう。
ボード名にはキーワードもしっかりと入れておきます。
1つのボードはリピン含めて最低でも30ピンは入れておきたいところです。
記事からの画像をそのままピンや、他のアカウントのピンをリピン(自分のボードに保存)するのは簡単にできるので、まずはここから。
最初からボードをたくさん作るのではなく、一つのボードを充実させていきながら増やしてくださいね。
記事画像のピンやリピンは簡単なので、スマホで隙間時間にポチポチできちゃうよ~!
最初からCanva使いこなすのはキツイもんね
ボード名を変更すると、ボード単位のフォロワーが消えてしまいます。
フォロワーが少ないうちにしっかりと作っておきましょう。
*アカウント全体のフォロワーは消えませんのでご安心を!
クリックされるピン作成と検証
- いろいろなタイプのピンを作ってみて検証
- 目立つ・引き付けるコピーライティング
- ピンを見ただけで満足させない
- クリックや保存を誘う工夫
やってみて実感したのは、どんなピンが人気出るのか全く予想がつかないということ。
ジャンルやターゲット層によっても違うはずなので、これという正解はありません。
ただ、やっていくうちにコツはつかめていくはずなので、まずはいろいろなタイプのピンを作って反応をみながら検証していくのが大事です。
インプレッション数・保存数・クリック数は毎日チェックしていきましょう。
ピンタレストSEOで上位表示を狙う
- キーワード選定をする
- 最低1つは毎日新規ピンを入れる
ピンタレストでも検索上位を狙うならばSEO対策が必要です。
しかし何も対策しなくても、ピンがバズったり、いきなりインプが上がったりすることはあります。
ただ、バズを狙うのは難しいし、1個当たって終わりでは勿体ないので、やっぱり検索上位を狙って安定したクリック数を確保することは大事かなと私は思っています。
私がやっているピンタレスト用のキーワード選定のやり方は、こちらで公開しています。
>私が実践しているピンタレストのためのキーワード選定方法
キーワード選定をし始めた初期のピンも、約2か月経った今でも検索上位についているものがあります。
早いもので1週間くらい、だいたいは1か月くらいでジワジワと上がってきているので、ピンを作成してなくてもインプレッションが下がらなくなりました。
予約投稿の時間はジャンルによっても最適な時間帯が違う可能性あり。
いろいろな時間で予約投稿して最適な時間を見つけよう。
私のアカウントの場合は早めの午前中(7~9時あたり)が反応いいです。
最初のうちは、ピンを入れないとインプがガクンと下がっちゃうよね
モチベはグラフと連動してます
ブログ×ピンタレストはやらなきゃ損!
ブログの流入元を確保したいなら、まずは手軽にできるピンタレストからがおすすめ!
私は平均1日30分程度の作業時間で、現在私のアカウントでは毎日150~300PVがピンタレスト経由で入っています。
他のSNSと比べてまだユーザー数は少ないですが、ブログ初心者こそピンタレストで初期のPV稼ぎに利用して欲しいです。
私のTwitterでは「#けいピンメモ」ハッシュタグにてピンタレスト攻略を発信していますので、参考にしてくださいね!
今すぐビジネスアカウントに登録してスタートしたい方はこちらもチェック!
>>Pinterestビジネスアカウント登録と最初にやっておく3つの設定
最後にピンタレストの魅力おさらい。
- 手軽にできる
- 隙間時間にスマホでポチポチ
- グラフを見てモチベアップ
- ピン作り楽しい
- リピンも楽しい
- 楽しくて楽しい!!
とにかく楽しいので、まずはやってみてね!